はじめに
自己分析が分からないの正体
「自己分析をしろと言われても、何をすればいいか分からない」
これは、就活生だけでなく社会人にもよくある悩みです。
でも実はこれ、能力の問題ではありません。
多くの人が
“考え方のスタート地点”を間違えているだけです。
今回は、
僕が自己分析をやり直す中で辿り着いた
再現性の高い考え方を紹介します。
自己分析は「名詞」から始めると詰む
自己分析でよくある質問があります。
「好きなものは?」
「興味のあることは?」
ここで多くの人が、こう答えます。
・テニス
・映画
・企画
・営業
でも、
この答えだけでは自己分析は進みません。
なぜなら――
名詞だけでは、中身が分からないからです。
「好きなもの」ではなく「何をしている時が好きか」
たとえば、「好きなものは?」と聞かれて、
「テニス」
と答えたとします。
でも、この答えだけでは、その人が何に心を動かされているのかは分かりません。
・テニスの試合をするのが好きなのか
・テニスを観戦するのが好きなのか
・テニスを教えるのが好きなのか
・テニスを通じて人と関わるのが好きなのか
同じ「テニスが好き」でも、中身はまったく別物です。
だからこそ、自己分析では
「名詞」を出して終わりにするのではなく、
「その中で、自分は何をしている時が一番楽しいのか?」
ここまで分解する必要があります。
僕は「職業」ではなく「行為」に反応していた
僕自身も、過去に
・法人営業
・テーマパークでの接客
・舞台表現
と、かなり違うことをしてきました。
一見バラバラに見えるこれらの経験ですが、
動詞で分解すると共通点がありました。
・人前に立つ
・場の空気をつくる
・誰かの感情が動く瞬間に立ち会う
僕は「営業」や「接客」という肩書きではなく、
この行為そのものに反応していたんです。
動詞で考える自己分析の具体ステップ
ここからは、実際のやり方です。
STEP1
好き・楽しかった経験を書き出す
仕事でも、趣味でもOK。
STEP2
「何をしていた時か」を動詞で分解する
(例)
×「舞台が楽しかった」
○「人前で表現して、反応をもらうのが楽しかった」
STEP3
「なぜ?」を3回以上繰り返す
・なぜ楽しかった?
・なぜそれが嬉しかった?
・なぜそれが自分にとって重要?
STEP4
価値観の言葉に落とす
「自分は〇〇な状態で生きたい人間なんだ」
業界や職種は、後から決まる
「何になりたいか」を先に決めようとすると、手が止まります。
でも
「どんな行為をしている時にエネルギーが湧くか」が分かると、
・営業
・接客
・教育
・企画
・エンタメ
など、選択肢は自然に広がります。
業界や職種は、後から名前がつくものです。
自己分析は、人生の選択を楽にする
自己分析は、
自分を縛るものではありません。
むしろ、
「選ばなくていい道」を減らしてくれるものです。
迷ったとき、立ち返れる軸がある。
それだけで、人生はかなり楽になります。
自己分析は、
才能がある人だけのものじゃない。
向き合った人だけが手に入れられる武器です。
自分なりの答えを見つけたとき、
人生の選択肢は、確実に次のページへ進みます。


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